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    「初診の流れと費用」

ドクターに聞く
「初診の流れと費用」

小回りのきくところがクリニックのメリット

診察に関してクリニックの利点は、小回りがきくところです。初診で内視鏡まで入れても、検査そのものは数分ですので、他に待っている方がいなければ1時間弱で終わります。少し混んでいても、2時間もあれば収まると思います。費用に関しても、当院は院内処方なので院内で支払う金額は少し高く感じるかもしれませんが、薬局では一切かかりませんので、費用は安い方だと思います。初診の方で便秘や痔のお薬まで出して、1割負担の方なら760円、3割負担の方でも2300円程度です。出血がある方で内視鏡検査を行った場合でも、S状結腸までの内視鏡を入れて、1割で1400円、3割で4200円程度です。この金額で、おしりの病気なのか大腸がんなのか、かなりの確率で判断できます。費用は決して高くありません。「気おくれが手遅れになる前に」、心配な方はできるだけ早めに受診してください。

岡崎外科消化器肛門クリニック 院長
岡崎啓介 先生

初診にかかる時間は、病院に入ってから出るまで1時間程度

当院では、個人情報と羞恥心への配慮から、受付後に番号札をお渡しし、呼び出しは番号で行うようにしています。初診では、診察室で問診を行った後、下半身のみ衣類を下げていただき、横向きの体勢で診察をします。診察が始まるまではタオルをかけてお待ちいただきます。治療の際、出血を気にされる方もおられますが、肛門が狭かったり、裂肛(きれ痔)がある場合などは多少出血することはありますが、基本的には診察が原因で出血することはありません。診察後は病状や薬の使い方などの説明を行います。初診にかかる時間は、その日の混み具合にもよりますが、病院に来てから診察を終え、病院を出るまでで約1時間。費用は診察料として2000〜3000円、お薬代として2000〜3000円程度です。

札幌いしやま病院 理事長
石山元太郎 先生

投薬で2週間から1ヵ月程度、良くならない場合は手術へ

患者さんの症状によって治療はケースバイケースですが、通常の痔核(いぼ痔)であれば診察後、最初は2週間の投薬を行い、薬の効用をみます。ここで良くなる方の中には2週間で終わる方もいらっしゃいますが、良くなってはいるけどもう少し治療が必要な場合は、さらに1ヵ月程度投薬を続けて様子を見ます。この治療で費用は、大体3万〜4万円。期間としては、初診から治療が終わるまで1ヵ月半ぐらいです。それでも良くならない場合は、他の検査をお勧めしたり、手術を考えていただくことになります。

鮫島病院 院長
鮫島隆志 先生

肛門の中だけでなく、肛門表面からも情報を得ることが重要

初診の場合は、まず問診票を書いていただき、それを見ながら問診します。その後横向きに寝てもらって、肛門をしっかり診ます。肛門の中を診るのではなく、まずは肛門表面からの情報を得ないといけません。その上で指診を行い中の情報を得る。指診はただ指を入れるだけではなく、情報を得ようと考えながら触らなければ何もわかりません。最後に肛門鏡で確認します。肛門の診察は、ある程度の慣れが必要です。その意味でも実績の多い病院が良いでしょう。
当院の場合、初診の費用は約2000円、診察自体は5分程度です。ただし、出血している場合などは、その日のうちに内視鏡検査をすることがありますので、その場合は時間も費用も変わってきます。入院手術の場合、期間は約1週間で、費用は7万〜10万円です。

所沢肛門病院 院長
栗原浩幸 先生

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